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2017年11月21日 (火)

私の珍グリッシュ

私は英語が大の苦手だ。
全然センスがない。いや、センスのせいにできないほど構造がまったく理解できないし当然さっぱり喋れない。喋れたらいいなぁと思うし、喋れなくて損してるなぁとは思う。でも努力するための腰が上がらない。職場にたくさん欧米人客が来るので練習の場にはことかかないし、覚えたらすぐ使える最高の環境にいるのに、なぜか英語へのアレルギーは収まらない。


英語を話す外国人に話しかけられると笑顔が4割減くらいになって「イングリッシュスピーキングスタッフぅ〜〜スタッフぅ〜〜」と後ずさりつつ狩野英孝みたいなリアクションをしながらお客さんからフレームアウトするのが常である。センスのなさは口をついて出る英語の怪しさにも現れる。鍵を閉めた後に来るお客さんに「すみません、もう閉店しましたので」と告げる時に「We are over.」と一方的に別れを告げる私。closedも出てこない、とにかくスイッチが英語に切り替わった瞬間、私はどうしようもないポンコツに成り果てる。


英語が苦手になった背景にはいろいろあって、そもそも中学の英語の先生にえこひいきされて3年間嫌な思いをしたことに始まり、高一で中国語を選択してしまい英語を履修しなかったので一年で中学英語をすべて忘れてしまっただとか、高三の英語の先生がcomputerの下に「コムピューター」とルビを振るほど発音が下手だったとか、まぁ人のせいにばかりしてるけど、英語が好きになる要素に過去一つも恵まれなかった。上海では欧米人の同僚や友人がたくさんいたけど共通語は中国語だったし、英語ができなくて困る場面に遭遇したこともなかった。


中国語出来る人は英語も出来る。それ、誰が言い出したかわからないけど全然別物ですし!英語があまりにできなかったから中国語に逃げたんだし、中国語の読み方に慣れたら英語の発音できなくなったし、英語で話しかけられると中国語で答えちゃうし、私はどうも互いに足をとられてる状態。どっちも軽々とできるほど器用じゃないのだ。


職業柄、英語との格闘はまだ続いている。私は外国人観光客を相手に観光案内をする中国語担当だけど、出勤したらいつも一日5回くらいは英語を使う場面がある。せっかくのチャンス、ちょっとは喋れや!と思うのはmountain mountainなのですが、私の口はイングリッシュになると急激にアホになる。英語担当者にうまく引き継げたらいいんだけど、英語担当者が全員対応中だったりすると、外国人に最高度に絶望的な表情を見せつつ「じゃすとあもーめんと」と言う。外国人は優しいから「いや。君でいいんだよ。タクシー乗り場だけ教えて」と言われる。いや、私じゃ私がよくないのだ。


仕方なくボディーランゲージを始め、相手から英語を引き出す作戦に入る。
「Oh, that escalator?」
「いえーす」
「Go up?」
「いえーす」
「And turn right?」
「いえーす」
「OK, I see. Thank you!」
「ゆあ うぇるかむ」


相手に喋らせて、それが間違ってなければよいのだ。私は出川哲朗ばりに「ヘイ!セイ!カモーン!」みたいに相手に喋らせて道案内をするのが最近うまくなってきた。あぁ、情けない。


私の珍グリッシュ。
たぶん一生このレベル止まりだろうな。



AZU

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コメント

それ、ものすごくわかります。
英語の疑問文の最後に吗?付けてみたり、womenを見たら女性ではなく我们と読んでしまう…(笑)

あ、あと、アクセントの記号見たら、必ず第2声になりますね(^_^;)

ぴーさん

読んでくれてありがとーっ!

ほんと、中国語と英語ってなんであんなに混ざるんでしょうね。似てる言語ってわけでもウケ狙ってるわけでもないのに見事にミックスしますよね。

トイレのwomenが我们に見えるの、あるあるですね。一瞬、入るのためらうよね笑。

AZU

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